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【副業ニュース】ライオンが副業・兼業者を募集開始!その仕事内容と募集の狙いとは?

ライオンは副業・兼業希望者を募集開始!

副業・兼業募集

日経で取り上げられたニュースで内容を確認

以下、2020年6月4日に日本経済新聞で取り上げられたニュースです。

ライオンは他の企業の社員などを対象に、副業で働く人を公募し始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためリモート勤務が浸透し、個人の働き方の自由度が増している。大企業が副業に門戸を広げれば、専門的な知識や経験を持った希少な人材が複数の企業を掛け持ちする新しい働き方が広がるほか、企業の生産性も向上する可能性がある。

日本経済新聞

募集されている仕事内容と人数は?

日経で報じられている内容では、仕事内容は『新規事業の立ち上げ』で5名程度とのこと。

勤務日数は週1日から、リモートワークも可能とのことです。

募集がされている転職サイト『ビズリーチ』にさらなる追加情報が載っていました。

要約すると、次世代ヘルスケアを生み出すためにライオンで設立されたビジネス開発センターにおいて、ビジネスインキュベーター(新規事業を立ち上げる人)を副業・兼業で募集するとのこと。

つまりこの募集に応募すれば次世代ヘルスケア事業の立ち上げに副業・兼業という形で携われることになります。

ライオンが副業・兼業希望者を募集した理由

ここまで書いてみて僕が率直に思ったことは、「ライオンほどの大企業が新規事業の立ち上げを副業・兼業者に依頼しちゃっていいの!?」ということです。

その他にもざっと考えただけでも色々と心配点はある気がします。

ココが心配

  • 新規ビジネスの内容が社外に漏れるリスク
  • 社外の副業・兼業者に大企業の将来を担う新規事業を任せられるのか?という心配
  • 社内で働く人で新規事業に携わりたい人から不満は出ないのか?という懸念

ではライオンが副業・兼業を募集する狙いはなんでしょうか?日経の内容をもう一度引用します。

新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、リモートワークが拡大。通勤時間分を副業に充てられる人は増えた。
副業や転職人材の採用に使えるSNSを手掛けるYOUTRUST(ユートラスト、東京・品川)の調査では、在宅勤務で通勤時間がなくなったことなどから、副業がしやすくなったと考える人は4割に上る。副業で人材を受け入れる企業が多くなれば、専門知識や経験が複数の企業で生かされるようになる。個人の多様な働き方が広がり、企業の生産性の向上にもつながる。

つまり、『専門知識や経験を複数の企業で活かすことで個人の多様な働き方を広げ、企業の生産性を向上させる』のです。

この根拠になっていると思うのは、『ジョブ型』という働き方です。

ライオンの副業兼業募集が暗示する『ジョブ型』という働き方

ジョブ型の雇用

メンバーシップ型とジョブ型

まずは予備知識としてメンバーシップ型とジョブ型という働き方を確認しましょう。

既にご存知の方は読み飛ばしてください。

ジョブ型の雇用

仕事に人をつける考え方。

求人の時点で職務内容や勤務地、給与などの条件がジョブディスクリプションという契約書に記述されている。応募者は自分のスキルや希望の働き方にあった仕事を選択できる。

主に欧米で採用される働き方。

メンバーシップ型の雇用

人に仕事をつける考え方。

求人の時点では職務内容や勤務地、給与などの条件は特定せず、人柄やポテンシャルを考慮して採用する。応募者は自分のスキルや希望の働き方ができるとは限らない。

主に日本で採用される働き方。

日本ではメンバーシップ型を採用する企業が多いですね。

メンバーシップ型を採用するメリットは、『雇用が安定しやすい』『自己研鑽しなくてもキャリアアップする道が用意されている』『職務の幅を広げやすい』などがあり、簡単に言えばガチガチに職務内容を限定しないからこそ柔軟に雇用し、ジョブローテーションという形でスキルを広げるチャンスも多いのです。

日本のメンバーシップ型には限界がきている

日本で主に採用されているメンバーシップ型という働き方には限界がきていると言います。

実際2019年4月、経団連と国公私立大学の代表者で構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」が提言した内容によると、次のことが書かれています。

今後は、日本の長期わたる雇用慣行となってきた新卒一括採用(メンバーシップ型採用)に加え、ジョブ型雇用を念頭に置いた採用(以下、ジョブ型採用) も含め、学生個人の意志に応じた、複線的で多様な採用形態に、秩序をもって移行すべきである。

ライオンが示した、ジョブ型という働き方

個人的な考えですが、メンバーシップ型の雇用では会社員が自分でスキルを磨くモチベーションが湧きづらく、がんばらなくても勝手に給与が上がっていってしまう。会社が一生懸命教育を施しても、会社に恩恵を生み出すのは数年後。会社にとっては専門家を外部から雇った方が生産性という点では非常に優れていると思います。

ライオンの新規ヘルスケア事業立ち上げに関する副業・兼業募集は、新規事業立ち上げの経験やスキルを持つ専門家を雇うことで効率よく事業の柱を築いていこうという強い意志が感じられます。

社内の会社員にとってはどう思うかはわかりませんが。。

おわりに

以上、ライオンの副業・兼業募集のニュースを紹介し、日本の働き方がメンバーシップ型からジョブ型に変わってきていることを考察しました。

かなり固い内容になってしまいましたが。。笑

それではまた!

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Hali

愛書狂

1991年生まれ。現在は愛知県在住で自動車部品メーカー勤務のへなちょこサラリーマンです。年間50冊以上の読書で身につけた知識と空想を副業を通じて実践しています。 このブログでは日頃読んでいる本や副業実績を紹介します。

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