こんな方におすすめ
- マイナポイントの基礎知識や還元率、付与時期など詳しく知りたい
- マイナポイントのもらい方を知りたい
2019年10月の消費税増税を機にキャッシュレス消費者還元事業が開始されたことは、このブログを読んでくださっている方であればご存知だと思います。
所詮は5%ほどの還元率ですが、チリも積もれば山となり。あまり意識はしていなくても受けた恩恵は大きいはずです。
しかしこのキャッシュレス消費者還元事業は2020年6月をもって終了します。
そして今回のテーマは、2020年9月からキャッシュレス決済を対象にした新たな施策マイナポイント事業についてです。
還元率25%で最大5000円受け取ることができますが、マイナンバーカードが必要であったり予約が必要であったり、さらにはなんと上限枠に達し次第利用できなくなってしまうという情報とった者勝ちのサービスです。この記事で確認していきましょう。
目次
【徹底解説!】マイナポイントとは?

マイナポイントとは?
マイナポイントとはキャッシュレス決済をした消費者に対して付与されるポイントのことで、総務省が推進する消費活発化策の一つです。
2020年6月で終了するキャッシュレス還元事業に続く策として計画が進められていますが、政府が狙う目的は2つあります。
マイナポイントの狙い
- マイナンバーカードの普及促進
- キャッシュレス決済普及
マイナポイントとは、キャッシュレス決済を通じて獲得できるポイントのことです。
2020年4月においてマイナンバーカードの普及率はわずか16%にとどまっています。
マイナポイント還元サービスはいつから?
マイナポイント申し込みは2020年7月から可能です。
申し込みが完了したら、後述する還元対象の決済サービスにチャージ、もしくは決済サービスで買い物をすることでマイナポイントがもらえます。
ちなみにマイナポイントの付与期間は2020年9月から2021年3月までになります。
注意点として、マイナポイントの申し込みには上限枠があります。マイナポイント事業の予算枠を超える申し込み数となった時点で申し込みは打ち切りとなるため早い者勝ちとでも言えるサービスです。
ココに注意
マイナポイントの申し込みは早い者勝ち!
が、政府が思うようにマイナンバーカードの普及が進んでいないようです。
マイナポイント申し込み開始!※2020年7月4日追記
マイナポイントの上限枠は何人まであるのでしょうか?
ポイント付与予算は2000億円なので、一人当たり5000円のポイント付与があったとすると上限は4000万人と考えられます。
6月時点でのマイナンバーカードの普及枚数は2200万人。
マイナンバーカードを発行した全ての人が5000円のポイントをもらうわけではありませんが、まだ余裕のあるうちに申し込みを終わらせましょう。
(ちなみに僕は終わらせました!笑)
マイナポイントの付与率
総務省が指定するキャッシュレス決済の利用またはチャージによって還元率25%、上限5000円分(購入額は20000円まで)のマイナポイントが付与されます。
つまり、20,000円分のキャッシュレス決済をすれば5,000円分が返ってくるというお得なサービス。
これでキャッシュレス決済も一気に普及することが予想されます。
また勘違いしやすいこととしてマイナポイントはマイナンバーカードに付与されるわけではなく、後述するマイナポイントを予約したキャッシュレス決済サービス上で付与されます。
マイナンバーカードに付与されてしまうと大事な個人情報の塊であるマイナンバーカードを持ち歩く必要があり紛失リスクが高まるのでそれは避けられるようになっています。
マイナポイントを受け取るには?
マイナポイントの基本的な情報を紹介したところで、次にマイナポイントの受け取り方をチェックしていきます。
マイナポイントを受け取るまでの手順
マイナポイントの獲得にはマイナンバーカードを取得した上で「マイキーID」を設定する必要があります。
step
1マイナンバーカードを発行する
step
2マイナポイントを専用アプリで予約する※マイキーI Dが自動的に設定される
step
3総務省指定のキャッシュレス決済で買い物もしくはチャージを行う
step
4マイナポイントが付与される
それでは一つずつみていきましょう。
Step1マイナンバーカードの申請

マイナンバーカードをまだもっていないという方は、発行手続きをおこないましょう。
これからマイナンバーカードはデジタル社会のパスポートとして、様々な申請が完結するようになると思いますので、この機会に発行しておくと良いでしょう。
申請には通知カードの下についている個人番号カード交付申請書が必要で、次の4つの発行申請方法があります。
マイナンバーカードの発行申請方法
1.スマートフォンでの申請
2.パソコンでの申請
3.証明写真機での申請
株式会社DNPフォトイメージングジャパン
日本オートフォート株式会社
富士フィルム株式会社
三好工業株式会社
株式会社ブラザクリエイト
4.郵便による申請
交付申請書がないという方は少し手間がかかりますが総務省のHPから自身で交付申請書を印刷し、お住まいの市区町村窓口で申請する必要があります。
Step2マイナポイントの予約方法
マイナンバーカードを入手した方は、次にマイナポイントを予約していきます。
必要な環境がそろっていれば自宅で予約可能です。
マイナポイントの予約方法
1.マイナポイントの予約には専用のアプリ、ソフトが必要
Iphone,Android,パソコン、それぞれ自分の端末でインストール
2.マイナンバーカードの読み取り
3.暗証番号の入力
※マイナンバーカード受取時に設定したパスワード
4.マイナポイントの予約完了
暗証番号の入力が正しく行われると予約完了となり、この予約によりマイキーIDが自動で設定されます。
マイキーIDというのは、マイナポイントを付与するために必要な個人認証番号のことで、マイナンバーともまた違った番号になります。マイナンバーでいいんじゃないかと個人的には思ってしまいましたが、現状制度上マイキーIDを使用するようです。
何度も書きますが、マイナポイントの予約者数が予算の上限に達した場合は、マイナポイントの予約を締め切る可能性があるので5000円がもらえるかどうかは早い者勝ちです。
キャッシュレス決済もしくはチャージを行う
2020年7月以降マイナポイントの付与を希望する決済サービスを選択できるようになります。
マイナポイントの還元対象となる決済サービス一覧
- FamiPay
- メルペイ
- ほろかマネーサービス
- ICOCA
- オリコカード
- エポスカード
- Suica
- auペイ
- ゆうちょPay
- はやかけん
- d払い
- ゆめか
- ペコママネー
- majica
- Jcoin
- CoGCa
- りそなWallet
- ほへたんカード
- manaca
- SMBCカード
- Kyash
- Kitaca
- PayPay
- nanaco
- LINEPay
- WAON
- 楽天Pay
- au wallet
- Bibica
- masaca
- 楽天カード
- 楽天Edy
- TOICA
- SUGOCA
- PASMO
- りそなカード
- イオンカード
※他計211種。(5/15時点)
総務省のHPから随時更新されています。
マイナポイントの使い方
あらかじめ選択したキャッシュレス決済サービス以外での利用はできません。
選択したキャッシュレス決済サービスのポイント等として取得したマイナポイントは、当該決済サービスが利用できる店舗等でのお買い物に利用できます。
そして、まだまだマイナポイントの使い方については決まっていない部分が多いようです。
付与期間は2020年9月から2021年3月ですが、発行されたポイント残高がその後いつまで使えるか?
既存のキャッシュレス決済サービスのポイントと混ぜて使えるのか?どちらが先に使われるのか?選べるのか?
総務省のホームページに随時情報が更新されるので、また情報が更新され次第この記事もアップデートしていきます。
マイナポイントの申し込みで苦戦した件を記録しておく※2020年7月追記
マイナンバーカードをスマホで読み取れない・・・
マイナポイントの申し込みにはスマホアプリでマイナンバーカードを読み取る必要があるのですが、僕が使っているOPPO a5 2020ではマイナンバーカードが読み取れない・・・?
やり方が間違ってるのか?とも思いましたが奥さんのXPERIA5で使ってみたら無事読み取れました。
スマホ端末によってはマイナンバーカードを読み取れない可能性もあるので早めに確認したほうがいいかもしれません。
結局何でマイナポイント申し込みした?
僕は楽天カードでマイナポイント申し込みをしました。
理由は生活費を基本的に楽天カードで支払っているため、普通に生活していれば5000円の付与はもらえると思ったからです。
いろいろ調べてみると、申し込み方法によっては還元率25%以上の追加でのポイント付与サービスをしているものもあるようです。
例えばゆうちょペイでは25%のポイント還元に加えてプラス2000円分のポイント付与があったり、メルペイではメルカリでの買い物に加えて5%のポイント付与があります。
(僕は結局新しく〇〇ペイやクレジットカードなどを始めるのがめんどくさくなってしまいました笑)
それでも一番お得な方法で申し込みたい!という方は別ブログになりますが以下の記事をおすすめします。