
どうも、愛書狂です。
愛知県の自動車部品メーカーで設計開発の仕事をしている28歳です。
本業ではなかなか言いたいことも言えない世の中ですがこのブログでは自分が大好きなことを思い切り発信していますのでぜひお付き合いください。
こんな方におすすめ
- もうすぐ20代が終わってしまうサラリーマン
- これから社会人として働き始める若者
さて、僕は毎年50〜100冊程度本を読んできました。
この記事では『この本は20代、特に社会人なりたての早い段階で読むべき!』と感じた本を紹介していきます。


心配ありません。今は耳で本を聴くこともできる時代ですので、隙間時間でさくっとインプットできます。
目次
先進国で一番勉強をしない日本の大人たち
最近NewsPicksで面白い記事をみつけました。
いわく、日本人の大人は先進国で一番勉強をしないというのです。
ドキッとした人や、そもそも大人になってまで何を勉強するの?とすら思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、逆に問いたい。これから70歳まで働く時代がくるというのに、どうして20代前半までの勉強量で続けられるのか。
大人になってからも学ぶべきことはたくさんあります。
20代で読まないと損する本
選定基準
20代で読むべきだと思う本は、以下の項目に当てはまる書籍です。
チェックリスト
- 学校では教わらないが、会社員として必要なスキルである
- いつの時代も必要な普遍的なスキルである
- 実用的である
- できるだけ新しい本である
学校では教わらないが、会社員として必要なスキルである
会社員として4年目を迎えますが、仕事をしていてつくづく感じることは勉強ができる人が仕事ができるとは限らない。ということです。
つまり、会社員には会社員としてのスキルが必要なのですが、残念ながらその多くは学校の授業では教えてくれません。
そういったスキルを自然に身につけてしまう人もいますが、体系的に身につけるのであればやはり本が最適です。
いつの時代も必要な普遍的なスキルである
僕も含めて現在20代の会社員が読むべき本は、会社を引退する60代近くになったときにも通用するような、普遍的なスキルであることが必要でしょう。
まだ仕事の型が身についておらず、非常に吸収力の高い年代のはずです。
従って20代で正しい仕事のやり方、仕事の型、スキルを身につけることは非常に大切なのです。
実用的である
この本を読むと道徳的な人間になるような本は今回選んでいません。
できるだけ新しい本である
本は生物です。
もちろん長年読み継がれている名著はあります。
若い世代が常に昔の世代の知識の上に立っているように、最新の本は古い本の叡智の上にあります。
それでは、20代で読まないと損する本を紹介していきます。
20代で読まないと損する本を紹介!
ファクトフルネス
ファクトフルネス
選定理由
- 社会の事実についてマインドセットができる
- よりよい判断を下すスキルが身につく
世界はどんどん悪くなっている。貧富の差はどんどん広がっている。犯罪はどんどん増えている。交通事故死者数はどんどん増えている。
こういった勘違いは、テレビをはじめとするメディアによって刷り込まれた虚像ですが、この本で理解すべきはその事実を真実だと思ってしまう人間の本能です。
近年では経済学でも行動経済学と呼ばれる学問が発達し、これまでの合理的な人間行動が実際には行われず、本能に従った不合理な行動をとることが理解されてきました。
仕事でも、まずは人間の理解を深めることが必要不可欠です。
就職や結婚など、20代でおこなう決断は今後の人生を決定づけてしまうほどの判断をすることもあるでしょう。『ファクトフルネス』を読んでいないと損をしてしまうこともありえます。
ライフシフト/ワークシフト
ライフシフト/ワークシフト
選定理由
両親の働き方や生き方はもはや通用しない。これからのキャリアプランとライフプランを20代で考えること
ライフシフトとワークシフトは、僕が20代で読んだ本の中でももっとも影響を受けた本の一つです。
両親の世代の人生は3フェーズでした。『勉強→仕事→老後』というフェーズを真面目に生きていれば豊かな生活を送れたのです。
しかし現代は学び続けることが必要とされます。大学までに身につけた知識は、数年後には古い知識になってしまうほどのテクノロジーの進化の流れが早いためです。
そして今後はこれまでの3フェーズに加え、様々なフェーズが現れるマルチフェーズの時代にくることが理解できます。
1つの会社に生涯勤めることがもはや当たり前ではない時代に、本書で自身のキャリアプランとライフプランを練っておくことは非常に重要です。
メモの魔力
メモの魔力
選定理由
メモスキルは会社員に必須。メモは人生を豊かにする!
『メモの取り方』は、学校で教えてくれないけれど会社員にとっては重要スキルに挙げられる筆頭です。
おそらく多くの方は学生時代に身につけた独自のメモをとっているのではないでしょうか?
しかし、メモ一つで会社員としての仕事のアウトプットがガラリと変わるどころか、その後の人生まで豊かにしてしまうことに気づかされます。
もし今のあなたが相手から聞いたことがら(ファクト)しかメモしないのであれば、本書は目から鱗であること間違いありません。20代で身につけるメモスキルは、今後何十年も仕事でのアウトプットの質を高めてくれるでしょう。
本を読む本
本を読む本
選定理由
唯一無二。『本の読み方』は20代で身につけるべき
本の読み方というと、学校の国語の教科書で教わったくらいでしょうか・・・。
しかし短時間で情報の本質を適格に掴むことが求められる会社員にとって、学校の国語でみにつける読書スキルは意味がないどころかむしろ逆効果です。
おそらくこの記事を読んでいる方であれば、これから先も多くの書籍と出会うことでしょう。
だからこそまだ頭の柔らかい20代で読書スキルを体系的に身につけておくべきです。
イシューからはじめよ
イシューからはじめよ
選定理由
仕事における、問題解決の教科書!
会社員と学生の違いは何かを考えたことはありますか?
僕は『学生は答えのある問題を解くが、会社員は答えのない問題を解かなくてはならない』ことだと考えています。
僕は『イシューからはじめよ』を読むことであらゆる問題に対する体系的なアプローチがあることを学ぶことができました。
本は読む時代から聴く時代に
ここまで20代で読まないと損をする本を紹介してきましたが、そうはいっても読む時間がない、読書が苦手といった方もいると思います。
しかし今、本は聴くことができる時代に突入しました。それがAmazon audible。Amazonが提供しているサービスです。
audibleを使えば、車通勤の方でも、家事をしているときでも、隙間時間をうまく利用して本の内容を知ることができるのです。
今なら1冊目は無料で聴くことができるのでぜひ試してみてください。『本は、聴こう!』